これまでに家を建てた人から、これから家を建てる人に向けて、この点に注意したほうがいいというアドバイスをランキング形式でまとめました。これから家を建てる時の参考になれば幸いです。
第1位---失敗しない間取りの作り方---モノが入らない、出し難い、片付け難い住まいを快適にする為に
■ ウォークインクローゼットと、コート用クローゼットの位置を考慮するべきだった。コート等の外出用の上着は地域的(長野県など降雪のある地域)には、玄関横かリビングに一つ作ると、他の洋服への湿気防止や乾燥ができるので便利です。
■ パントリー(食品庫、キッチンに作り付けられたの収納庫)棚の奥行を取りすぎると小さい食材は隠れてしまうので、左右の棚の奥行を変えると使い易くなります、視線の高さと手に取りやすい設計を設計士さんに頼むべきですね。
■ ウォークインクローゼットの奥に隠れ部屋、(書斎)などを作ると便利に使えそうですが、収納内部が通り道になり、荷物の置き場所が小さくなってしまいます。
■ 玄関収納は天井いっぱいのトール収納にすると、玄関周囲が広く使えるようになりますが、小物インテリア等を置く場所がなくなるので、トールをどう使うか考えると良いと思います。圧迫感のないトールにも気を配りましょう。
■ 広めのウォークインクローゼットの目安は、箪笥が2つ入るか考えるべきだったと後悔。広すぎてもいいものではありません。有効活用できるスペースを箪笥2つとかんがえれば良かった。
■ 階段下収納には、小窓か照明をつけると、天気の悪い日でも明るく探し物が見つけやすい。
第2位---失敗しない部屋の広さ---くつろぎの空間と動線、外部視線
■ 脱衣室の広さと家事の動線に注意。狭い脱衣室は洗濯物の処理や、着替の定員を考慮。家事動線だからと出入り口を多くすると、収納が作れなくなります。収納は子供でもお年寄りでも手の届く高さ、視線の高さに配慮すると良い。
■ 来客用として和式4.5畳にしたら、来客2名だと狭くせめて6畳は必要だった。4.5畳だと結局物置になってしまう。
■ 玄関天井いっぱいの収納の場所によって、圧迫感にならないように。天井迄の高いトールは広い玄関に適しているが、狭い玄関では圧迫感が勝る。また小物の置き場所も必要だと後から考えて後悔しています。
■ 玄関の広さ重視で収納スペースを削ると、片付けできなくなる玄関になった。
■ LDKと離した為に使わなくなった和室、LDKと繋げ、空間を広くしたほうが良かったです。現在物置と化している。
第3位---失敗しない音のひびき---1階・2階など音の響きや外部からの音、生活音の外部への音漏れに配慮
■ リビングダイニングの上に子供部屋は、音が1階に響いてしまう。来客のことも考慮するべきでした。
■ 道路に面して浴室を作る場合、子供か騒ぐ事、親が怒る声が聞こえ恥ずかしい。
■ キッチン・トイレ、機械音や排水音のする傍にくつろぎ空間が接していないか、深夜の音響きは重要。
第4位---失敗しない配線について---コンセント・スイッチ コード・屋内配線など
■ 開いたドアで隠れるしまう位置にスイッチやコンセントがあり、使いずらい。
■ テレビの配置を考えておかないとコードが長くなる、最初にテレビについても配置を考慮すべきだった。
■ ダイニングにもテレビ配線は必要か先に考える。コンセントも含めて考えるべきだった。
■ 玄関の照明スイッチは室内側に寄りすぎないように、暗くても探せる位置にすべき
■ 広いLDKであれば、四隅にコンセントよりも真ん中にコンセントがあると、リビングの掃除や来客時のイベントにも便利
■ コンセント部分にLANを備えたので、どこの部屋でもインターネットが楽しめます。
■ 外にもコンセントを多めにつけたので、イルミネーションや防犯灯などに便利。いずれは乗り物の充電にも使えるかも知れない。
■ 玄関ホールと二階のホールに、掃除機用にコンセントを配置する時には、主婦視点で通常床から20cmくらいから45cmほどの高さに配置することで掃除が楽になります。
■ ウォークインクローゼットに空気清浄機用コンセントを付ければよかった。湿気対策を考慮するべきだった。
第5位---失敗しない室内外からの視線について---外部からの視線を意識して設計する
■ 玄関正面は壁になるようにして、ドアが開いていたときにリビングが丸見えにならないように防犯も考慮すべきだった。
■ リビングの窓が大きいときは、外からの視線を防ぐフィルムが効果的であるが、設計段階から考慮すべき
■ 脱衣所のドアを開けた正面がダイニングの掃き出し窓は、道路から丸見えで恥ずかしい思いをした。
■ オープンキッチンが玄関傍にある時は、カウンターを少し(10cm)高くして散らかりが見ないようにすると良い。
■ 玄関・・・リビング・・・・洗面所のドアをあけた動線が一直線だと丸見えで恥ずかしい。
第6位---失敗しない明るさと暗さについて---窓、灯り、スイッチ
■ 玄関に光が入らない、昼でも暗い 玄関は風水的にも明るくすべき。
■ 後から間仕切りを考える部屋には、窓は最低二つ、北側になる部屋が暗くならないように窓の位置や高さ・大きさに配慮すると間仕切りした後も明るい部屋となります。
■ テレビの上に設けた窓はどの向きか考えるべきだった。まぶし過ぎにならない位置を考慮すべきでした。
■ 西日窓は外観アクセントとしては、かっこいいが夏の酷暑対策を考えると結局『よしず』で囲んでしまい無意味。
■ どちら側からでも点灯/消灯が出来るように、電気の連結スイッチは、迷った箇所は付けておいて正解でした。
■ 見た目はただのスイッチですが、カバーを開けるとコンセントが付いているスイッチを選択するとドライヤーを使う際に便利、使わない時は、隠せるのは便利。
■ タイマー付きのスイッチにしました、遅くなっても自動的に指定した時間に点灯するため防犯対策になります。
■ 夜に帰宅したときや玄関を開けたときにすぐ明りを付けれるように手が届くところにスイッチがあると便利です。
■ 帰ってきて玄関を開けたときにすぐ明りを付けれるように、手が届くところにスイッチがあればよかった。
■ 人感センサーにしておけば、手が塞がっている時でも照明が付くし防犯対策に有効
■ お部屋の明るさはもちろん、雰囲気や温もりなどさまざまな効果を演出してくれます。
照明プランは、ダイニングテーブルや机などの家具などの位置を考慮し、スイッチやコンセントの高さや配置を合わせて設計段階で考えるのが理想的です。
■ 廊下に常夜灯として足元灯を設置しました、深夜のトイレも眩しくなく安心です。
■ 絵を飾るのでピクチャーライトを付けました、インパクトがあり、ライトがあるだけで高級感が出ます
■ 天井が高すぎて照明器具の交換が自分でできず、業者に依頼しなくてはならなくなった。
■ 照明の数が多過ぎた。設計段階では明るく、見栄え良く作ろうとしたくなるため、住んでみると明るすぎて落ち着かなかったとならないように、絞り調整のできる照明を考慮すると良い。
■ テーブルの位置を考慮してダイニングの明かり位置を考える。テーブルの真上に来るように設計すべき
■ 玄関は来客があったり、荷物の出し入れがあったりするので 人感スイッチにしました。人の動きとセンサーが合わず逆に不便でした。センサーの調整が重要。
■ 寝室をデザイン重視で ダウンライトにしたら 豆球にも配慮。
第7位---失敗しない暑さ対策・寒さ対策について---地域や家の場所に配慮して夏・冬を考慮
■ 広すぎるLDKに長方形であった為にエアコン暖房が届きにくく、床暖房をについても考慮。
■ リビングの窓を彩光を優先したため、日当たりが良すぎて暑い。せめてオーニング(日よけ・雨よけ可動式テント)をつけることも地域・場所に世さて配慮すると良い。
■ オープンキッチンは間仕切りがないから料理の熱が広がって暑い、仕切りや熱対策を考慮
■ 熱のこもりがちな小部屋やロフトに熱気を抜く小窓があるといい
第8位---失敗しない生活動線---部屋と部屋の繋がり、使う部屋主を考慮して人が集まる、個人が使うを分ける
■ 書斎は、玄関近くが理想です、車に忘れ物を取りに出たり入ったりするので2階よりも1階が良く荷物取入れなどにも便利です。尚、隠れ家的に使うのであれば、動線をあえてつなげない方法もありです。
■ 2階に洗面所・浴室を作るとき1階にも手洗い場所は作りたい、帰宅後の手洗い・来客の手洗い場所があると便利
■ 台所と洗面所・お風呂は直線状に配置し、動線を短くすると朝の忙しいときの洗濯とご飯の支度、行ったり来たりが楽ベントなります。台所回の動線は特に重要。
第9位---失敗しない屋外空間の広さ---バルコニー、庭
■ バルコニーが狭すぎて洗濯物が干し難い
■ 敷地中央に家を配置した為、どの方向にも庭の広さが中途半端で不便、隅に寄せる設計が必要だった。
■ バルコニーの使い方は、生活の中でどんな事をするのか考えるべきだった。
■ ロフトを付けたために北側傾斜によって庭が狭くなり、敷地面積の有効利用ができなくなった。
■ デッキの置く場所を広く採った事で知人・友人の集まる場所となった。
第10位---失敗しない匂いの伝わり方対策---玄関、キッチン、リビング
■ オープンキッチンの匂いが、ほかの部屋に広がらない部分的な壁があると良かった。
■ 大きな玄関収納にも窓があると靴の匂いがこもらない。